お金をもらえるインターンシップともらえないインターンシップの違いはどこにあるのか。|インターンシップJAPAN

インターンシップJAPANコラム

  • 2014-09-18 14:30:00
  • インターン
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お金をもらえるインターンシップともらえないインターンシップの違いはどこにあるのか。

インターンシップには「無給インターンシップ」と「有給インターンシップ」の2種類があります。

「どうせ働くなら有給の方がいいよね」と皆さんが思うのは当然でしょう。

また、ネット上では無給インターンシップに対して否定的な意見をよく見受けます。

しかしインターンシップの有給・無給の違いには、単に「働いてお金をもらうかもらわないか」というだけではない、もっと深くて重要な問題が含まれているのです。

労働力の搾取か、キャリア構築のチャンスか


シェリル・サンドバーグという女性をご存知でしょうか。フェイスブックのCOOで、女性のキャリア支援、女性の地位向上を目指すNPO「LeanIn.org」の主宰者でもあります。

全世界で150万部を突破したベストセラー『LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲』の著者でもあるので名前は聞いたが事がある方も多いのではないでしょうか。

サンドバーグ氏はフェイスブック上で「LeanIn.orgで自分と一緒に働く無給インターン」を募集しました。これに対し「労働力の搾取だ」という指摘が殺到。多くのマスコミやブログがこの話題を取り上げ、彼女のページは炎上しました。(その後はインターンにも給与を支払うことになり、事態は収束したようです)

この問題は企業で新人社員と同じように働く実践型のインターンが一般的になっているアメリカで、インターンの在り方に一石を投じました。

学位よりも実務経験?



この問題に対し、人気ブロガーのちきりん氏はツイッター上で
『「就職のために最も役に立つのは「学位」より「実務経験」です。学位は大金を払って得るものだと皆思っていますが、実務経験をお金を払ってでも得たい、という考え方は否定される。それはなぜでしょう?』
という疑問を投げかけています。

もともとインターンシップという制度は、企業のためというより、学生が就業体験を通じて自己理解や仕事・業界の理解を深め、自己のキャリア形成に役立てるためのものです。

インターン生を受け入れる企業は受け入れ体制づくりに大なり小なりコストを費やしています。
にもかかわらず、なぜ企業はインターン生に報酬を支払うのか?という問いは学生も考える価値がある問いかけです。

ちきりん氏の指摘のように、本当に有意義な経験が得られるのであれば、むしろ学生がお金を払うようなインターンシップもあっていいのかもしれません。

人材を見極めるための先行投資



企業が有給インターンシップを導入するのにはいろいろな理由があります。

たとえば「報酬を支払うことで、仕事に社会人としての責任と意欲を持って取り組んで欲しい」という企業もありますし、「アルバイトでお金を稼がなくてはならない学生でも安心してインターンシップができるように」という考え方の企業もあります。

いずれにせよ、共通するのは「有給にするからには真摯に働いて良い結果を出すために取り組んでほしい」という気持ちではないでしょうか。

そう考えていくと、学生側も「どうせなら有給インターンの方が得」「お金もらえるんだ、ラッキー」といった捉え方では安易すぎるかもしれません。

最後に・・・有給か無給かよりもインターンシップの内容に注目



企業は利益を追求する組織です。
報酬を支払うからには、それ以上の見返りを求めるのが当然といえるでしょう。

時給の高い安いは別として、有給インターンシップに応募するからには、学生側も「報酬以上の成果を企業にどう返すのか?」を意識して取り組む必要があるのではないでしょうか。

また、インターンシップの内容をよく検討して、「この内容なら自分に大きなメリットがある」と思えるのであれば、無給でもインターンシップに応募してみるべきかもしれません。

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