インターンシップJAPANコラム
- 2014-06-09 16:00:00
- ノウハウ
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インターンで上司に”デキる人”だと思われる仕事の進め方とは

ひょっとすると採用につながるかもしれないインターンシップ。上司に「このインターン生はデキるな。うちでぜひ欲しい人材だ」という印象を与えたいものです。
では、どのような仕事ぶりや言動が自分に良い印象をもたらすのでしょうか?
では、どのような仕事ぶりや言動が自分に良い印象をもたらすのでしょうか?
ビジネスマナーをしっかり守る
あいさつや言葉づかい、服装・身だしなみをきちんとすることは社会人の基本。いくら仕事ができてもこういった基礎をおろそかにすると高い評価は得られません。
また、電話の受け答えや上司・先輩への接し方、お客様への接し方、他社を訪問した時の礼儀などのTPOをわきまえた人は、周囲に「学生気分が抜けて社会の一員としての自覚ができているな」という頼もしい印象を与えます。
自分の役割が判断できる
職場では協調性が大切。ほとんどの仕事がチームプレイで進められるのですから、「自分は優秀だ」ということをアピールするより、「どうすればチーム全体として仕事が効率的にはかどるか」を考えて行動したいものです。
職場は個人の能力を評価する学校とは異なり、全体の成果を求める場所。スタンドプレイは控えて先輩のメンツを立て、自分は脇役に徹することも必要です。「いま、自分に求められている役割は何か?」を的確に判断できるインターン生は高く評価され、チームの一員として重視されるようになるでしょう。
仕事に真剣に取り組む
与えられた仕事がどんなものであれ、それに真剣に取り組む姿勢は大切です。たとえばコピー取りや集計といった単純作業でも、会社にとっては重要で必要不可欠な仕事には違いありません。「時間内に決められたことだけやればいいんでしょう」といった投げやりな姿勢では重要な仕事など任せてもらえるわけがありません。与えられた仕事に対して真剣に取り組み、期待以上の成果を出す。これが上を目指す人の仕事のしかたです。
「報・連・相」は何のためにあるのかを理解する
いわゆる「ホウレンソウ」と呼ばれる報告・連絡・相談は仕事の基本ですが、状況判断なしに機械的にホウレンソウをやっていたのでは非効率過ぎます。「報告・連絡・相談はトラブルを回避し、仕事を効率的にこなすためにある」ということを理解しておけば、「報告や連絡はどのタイミングで誰にするべきか、相談は仕事に取りかかる前とある程度仕事を進めてからとどちらがよいのか」といったことがケースバイケースで異なることに気づくはずです。
もちろんインターン生が勝手に自己判断でホウレンソウを省略してよいというわけではありませんが、ホウレンソウのTPOと程度をわきまえることで、同じ仕事をしていても驚くほど成果に差が生じます。
最後に… 学生生活も充実させましょう
仕事に没頭するあまり、学生の本分である学校の勉強をおろそかにしているインターン生をよく見かけます。「あまりに仕事が面白くて勉強どころではない」という人もいるかもしれませんが、「自分はここまで仕事に犠牲をはらっています」とアピールしているつもりならそれは逆効果です。
インターンシップはあくまで社会体験の一環であり、一種の勉強の粋を出ることはありません。また、「献身的に仕事をしてくれたから」という理由でインターン生に内定を出す会社もありません。まず学生の本分を全うしてから、残りの時間でインターンシップに打ち込む。こういう基本スタンスが守れないインターン生が高く評価されることはないでしょう。