インターンシップJAPANコラム
- 2014-05-02 00:00:00
- インターン
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インターンシップの給料は平均いくら?

給料の平均値は
長期実践型のインターンシップを募集している企業200社以上について給与を調べました。(2014年8月現在)
結論から言うと
日給制の企業100社の平均は5,065円
時給制の企業100社の平均値は1015円となりました。
交通費は支給されるところがほとんどと言って差し支えないほど多いです。
日給制を時給換算しても1日5時間以上という表記のまま考えると平均1000円弱となり、給与に関しては、アルバイトと同等か、むしろ高い水準の企業が多いと言えます。
ただ、企業によっては、「日給3000円~12000円」や「時給800円+インセンティブ+交通費」など、給与に幅を持たせる企業もありました。こういった企業は、仕事の成果に対して、しっかりと評価する企業に多く、ベンチャー企業に見られます。
大企業のインターンの場合
ところで、誰もが知るような大企業でのインターンシップは、基本的に「昼食代+交通費」というスタイルが多くみられました。
その理由は、実務とは少し離れた内容を扱うためかと思います。
あくまで戦力として扱う訳ではなく、企業紹介や職種内容の理解を目的に行っています。
どちらかと言えば、企画営業での企画のシミュレーションや商品企画の社内プレゼンテーションのような内容が多く、直接的な会社の利益には繋がっていません。
実践型のインターンは会社への貢献度を評価している
一方、一定の成果を評価してインセンティブを給与に付加するベンチャー企業では、実際の業務を学んで行く中で、会社への貢献度を加味しているようです。
インターンシップ中に仕事を通して、より実務に近い内容まで踏み込んで学ぶことができるようです。社会人と同じ様に一人で営業を任せたり、プログラミングを行うようなイメージです。
高い給与を貰うことは、その分、会社への貢献度が重要になってきます。営業系の仕事で成果を上げればインターンシップとはいえ、多額のお金を稼ぐこともできそうです。
短期インターンは無給が多い。
1~3日インターンシップとなると、ほとんどの企業が「支給なし」となります。
あくまで職場体験という名目でのインターンシップです。こちらは、大企業もベンチャー企業も関係なく、実務とは違う業務を行います。3日でできるオフィスワークなんて世の中ないですもんね。例えば社内見学や、グループディスカッションを行うため無給の場合が多いです。
最後に
給料を目的にインターンシップへ行くことを否定するわけではないですが、お金のためだけであれば自分でビジネスを始めるなどの方がレバレッジが大きい気がします。
給料以外の何を得たいか、学びたいか、企業でどんなことを実現したいかを考えてインターンシップに挑んだ方が実りの大きいものになりそうです。